墓じまいと永代供養の手続き

墓じまいや永代供養が急増した理由

何と言ってもライフスタイルの変化が挙げられます。
明治時代に「家制度」が制定されるまではひとつの墓に1人が埋葬されていましたが、制定後先祖代々をひとつのお墓にお祀りするようになりました。時代の変化により先祖代々引き継がれるものへの重要性が薄らぎ、また社会環境の変化で先祖代々住んでいた地域を離れ、新しい生活基盤が出来、お墓詣りにも一苦労な時代へとなりました。お墓をお守りする後継者もいなくなり、無縁墓となり親族に負担をかけられないという理由で墓じまいをするケースが急増し、それに伴い永代供養が増えています。

永代供養とは?

永代供養とは、お墓を持っていてもお墓参りに行けない方の代わりに、寺院や霊園が管理してくれて供養をしてくれることです。ただ、「永代」といっても、永久的にという意味ではなく、遺骨の安置期間には一定の期限が設けられています。一般的には、33回忌までを期限とするところが多いようですが決まりはなく、寺院や霊園によって、17回忌、33回忌、50回忌、または相談で決めるなどバラバラなので、事前にしっかり確認するようにしましょう。 気になるのは「契約期間が過ぎた遺骨はどこへ行くのか?」という点です。多くの場合、合祀されて、他の遺骨と共に永代供養墓などで供養が行われます。これも決まりはなく遺骨を土に埋葬する、遺骨の一部だけを骨壺に入れて残りは土に埋葬するなど、さまざまな方法があるので、これも契約前に確認しておきましょう。

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